今回は、ちょっとした紅茶の歴史のお話です。。。
昔、ヨーロッパで紅茶がすごく流行っていたときには、船で中国、イン
ドからヨーロッパまで紅茶を運んでいました。
どの船が一番早く、エリザベス女王に紅茶を献上するのか。
アジアからヨーロッパまでの船(ティークリッパーと呼ばれる)のレー
スが展開されていたのでした。
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速さにロマンを求めた19世紀
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19世紀、中国の茶、ダージリン、アッサムの紅茶は
世界の貿易品の中でも最も高価に取引きされ、一番、
重要なものでした。
イギリスの貴族階級を中心に、特に、ヨーロッパで
は高値で取引きされていましたが、ヨーロッパでは茶
は生産されないので、アジアで生産される茶をいかに
迅速に早く、ヨーロッパまで輸送できるかが、それぞ
れの国にとって、大きな大きな課題でした。
1860年代には、毎年新茶の季節になると、予め航路
を決められた茶の輸送レースが行われるようになり、
優勝者には莫大な賞金が手渡されました。
茶を早く運び、英国女王に献上する、という名誉を
得るため、それぞれの海運業者は、しのぎを削ってい
たのです。
中国との茶の貿易はイギリスの独断場でしたが、
イギリスより独立して、力をつけてきたアメリカが
「ティークリッパー」なる高速帆船を開発し、より
早く茶を輸送することに成功しました。
このことがきっかけで、世界の7つの海を制して
いたイギリスにとってかわって、新興国アメリカが
世界貿易で力をつけるようになっていきました。
茶.. それは...
世界覇権を左右するほどの産物だったのです。
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そして、いま、ネパール紅茶
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そして、時は流れ....
20世紀も終わろうとしています。
ダージリン、アッサム、セイロンの紅茶は現在、
空輸により早いスピードで世界各国に届けられます。
が、まだまだ、開拓の余地が残されていたのです。
それが、「ネパール紅茶」だったのです。
ネパールは貿易体制が整っていないので、ただ
でさえ「ネパール紅茶」を扱うことは難しいのが
現状です。
セレクトショップはネパールに何度も足を運び、
現地の業者と信頼関係を創り、
そして、この春....
「新茶のネパール紅茶の迅速入荷に成功!」
インターネットを介して、日本全国の紅茶好きの方に
迅速発送しています。
19世紀に各国がしのぎを削った紅茶輸送の早さ。
それをいま、当店は追い求めてます。
「そう考えると自分の仕事に誇りがもてます。」(^o^) (中野)
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