杜仲茶の「記憶」について

あれは、私が小さい頃のことです。もうかれこれ10年以上昔のことになりますね。時がたつのは早いものです。私は、よく母親と電車に乗って色んなところに遊びにいってたんです。片道2時間くらいの遠出が当時では当たり前のような感じだったんです。乗り換えも何度かあったと思います。お出かけというのは楽しいものですね。私は、乗り換えの際に駅の売店でよく杜仲茶を買ってもらっていたんです。水分補給は大切ですからね。私の場合は、すぐ喉がかわいちゃうので、ちょくちょく飲み物を買ってもらっていたかと思います。でね、母がいつも「トチュウ茶いる?」って聞くんですね。そして私が「うん」って答えるのですが。小さい頃の私はね、「トチュウ茶」って言われると、「出かけている途中の飲むお茶なんだ」ってずっと思い込んでいたんですよ。たぶん、中学生くらいまでそう思い込んでいたかと思います。大人になるにつれて「トチュウ」の漢字を見てから「途中で飲むお茶ではない」って言うことに気づき始めたのですね。けれど、「トチュウ」はどうして「トチュウ」なのかまではわからなかったのですね。そして、今日初めて知りました。「トチュウ」というのはそのような木があるんだということに。なので、決して途中でしか飲めないものではないんですよね。私の長年の誤解が解けてよかったかと思います。けど、また遠出するときは駅にて買ってみようかしら。きっと、当時の記憶が蘇ってくることでしょう。